アジフライカンパニー KADOYA - 角屋食品

アジフライの日キャンペーンを開始しました

アジフライの日の今日、3月21日は年に一度の あじふらいのしっぽ が主役の日!

本日より当社X公式アカウントにてキャンペーンを開催しています。

 

 

たくさんのご参加をおまちしております!

 

アジフライの日に市内小学校の学校給食で当社アジフライが提供されました

アジフライの日である3月21日、境港市内小学校の学校給食でKADOYAのアジフライが提供されました。

境港の将来を担う子どもたちに水産業・水産加工業をもっと身近に感じてもらいたい、そして魚を食べて健康に成長してほしいとの願いから、この度境港市にアジフライ約1,500枚を寄贈し実現しました。小学生は今年度最後の学校給食&フライデー(金曜日)ということもあり、大変盛り上がりました。ジャンケンで余ったアジフライの争奪戦が起こるほど大人気で、とても嬉しく思いました。

この日は地元テレビ局BSS山陰放送が取材してくださり、同日の夕刻のニュースで山陰両県に報道されました。

3月21日は小学校の卒業式後であったことから、6年生には食べてもらうことができませんでした。また市内中学校も既に修了式を迎えており、今回は小学校のみの提供となりました。

来年は、より多くの児童・生徒の皆さんに食べてもらえるよう21日にこだわらず実施できればと思っております。

今後ともアジフライカンパニーKADOYAをよろしくお願いいたします。

3月21日は「アジフライの日」――境港市内小学校へアジフライ1,500枚を寄贈

3月21日の「アジフライの日」にあわせて、境港市内の全小学校へ合わせてアジフライ約1,500枚を寄贈させていただきました。伊達市長をはじめ、境港市の皆さま、教育委員会の皆さま、そして地域の関係者の皆さまの温かいご支援に、心より御礼申し上げます。

寄贈したアジフライは、3月21日、今年度最後の学校給食にて提供される予定です。

 

伊達境港市長と対談

<KADOYAのアジフライ>

私たち角屋食品は、2006年の創立以来、地元境港の豊かな海の恵みを活かし、長年にわたり高品質な水産加工食品づくりに邁進しており、2017年からはアジフライカンパニーとしてアジフライに特化した経営を行ってまいりました。しかし、近年は境港におけるアジの水揚げ量が厳しい状況にあり、昨年は過去2番目に低い水揚げ量に留まりました。

このような中でも、私たちは「ていねいな仕事」をモットーに、最高のアジフライを追求し続けています。1日2.5万枚ものアジフライを製造する中で、すべての開きについて、ゼイゴや背ビレ、骨が残っていないか丁寧に手作業で確認し、取り切れていなければ除去しています。また、パン粉付けも一枚一枚心を込めて手作業で行っております。

これこそが私たち「KADOYAらしさ」であり、境港で水揚げされるアジの価値を高めるための挑戦でもあります。

 

手作業による工程が多いKADOYAのアジフライ製造

<アジフライの日>

「アジフライの日」は、私たち角屋食品が2022年に日本記念日協会へ申請し、制定された記念日です。アジの漢字が「魚」へんに「参(さん)」と書くこと、そして「21日」が「フ(2)ライ(1)」と読めることにちなみ、3月21日を選びました。

この日をきっかけに、より多くの方々に水産業・水産加工業への関心をもっていただくこと、そして特に子どもたちにアジフライのおいしさを知っていただければとの思いで制定し、毎年さまざまな取り組みを行ってきました。

また今回の寄贈は「境港の将来を担う子どもたちに水産業・水産加工業をもっと身近に感じてもらいたい」という願いから実施いたしました。子どもたちにとって弊社のアジフライが魚を好きになるきっかけとなれば、これに勝る喜びはありません。

当社はこれからも事業を通じて地域に根ざした活動を展開し、地域社会の発展に貢献していきたいと思っております。今後とも角屋食品の歩みに温かいご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

学会誌に論文が掲載されました【関西大学共同研究】

当社は、2022年より主原料とするアジの研究を推進してまいりました。

2023年からはアジフライ加工の工程で生じる残渣(アラ)の有効活用を目指し、関西大学の細見准教授、福永教授らの研究グループとともに共同研究を実施。

その結果、アジの加工残渣中にマウスの血清中性脂肪濃度を低下させる物質が含まれていることが明らかとなりました。さらに、アジ加工残渣を加水分解して得られた画分には、血清総コレステロール濃度を低下させる作用があることが示されました。

2024年、それらの結果を連名で日本健康医学会の学会誌に投稿し、この度掲載されましたのでご報告いたします。

学会誌に掲載された論文(表紙)

 

本研究結果はアジおよびアジ加工残渣の機能性素材原料としての利用・活用の可能性を示すだけでなく、近年益々不安定化する貴重な海洋資源の有効活用に向けた大きな一歩であると考えています。

今後も研究開発を通じ、アジの可能性の探索と海洋資源の高付加価値化に向けた取り組みを続けてまいります。

 

■ 論文掲載について

学会誌 : 日本健康医学会雑誌 第33巻  第4号(2024年)

URL : https://www.jstage.jst.go.jp/browse/kenkouigaku/33/0/_contents/-char/ja

<お問い合わせ> info@kadoya-tottori.jp

2025年 代表取締役 年頭挨拶

皆様におかれましては清々しい気持ちで新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

 

 

境港におけるアジの水揚げ量減少、円安や人手不足による原材料費の高騰、鳥取県の人口減少…当社を取り巻く経営環境は決して見通しの良いものではありません。そのような状況の中で新年を迎えたわけですが、今、私が心に秘めている言葉があります。

 

禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)

 

昨年、当社がお手伝いをさせていただいたとっとり経営会議にご登壇された、株式会社伊藤の伊藤社長が大事にされている言葉の一つとして知りました。

 

検索してみますと「災禍と幸福とは糾った(より合わせた)縄のように表裏一体であり、一時のそれに一喜一憂しても仕方がないということ」という趣旨の説明がされているサイトが多くあります。一時の幸福や不幸は、それぞれを原因としてすぐに逆の状況に変わりうるのであるから一喜一憂する必要はない、ということで使われる言葉だろうと思いますが、伊藤社長のお話の文脈から私が感じ取った意味はこれとはやや異なるものでした。

 

「縄のようである」という例え、そして縄をより合わせるイメージから私が得たものは、単に心の持ちよう(受け身)ではなく、幸・不幸は能動的に会社を変革するある種の機会だ、ということでした。

経営が厳しい状況であるからこそ、それを改善しようと努力することで、次の成長の足がかりを作ることができます。苦しい時期に経営を支えようと試みた事業が、仮に数年後に1つの基幹事業にまで発展したとすれば、過去の災禍に感謝するかもしれません。

昨年、当社は冒頭に述べた外部環境厳しさから、会計/財務的には苦戦を強いられた一年であったものの、苦しい中であったからこそ新たな戦略の着想を得ましたし、また2022年から始まった新規事業開発に、より一層力が入った年だったとも言えます。

 

厳しい状況であるのは水産加工食品業界だけでなく、多くの業界、産業においても向かい風が吹いているものと思いますが、どう縄をより合わせていくか、つまりどう経営し、変革を実行していくのか、経営者が問われ続ける一年になろうかと思います。

 

見慣れたしめ縄も、今年の元旦は例年と違って見えました。

 

どうか本年も変わらぬお引き立てと一層のご愛顧、ご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

株 式 会 社 角 屋 食 品

代表取締役 角谷直樹

 

オープンカンパニー in 境港が開催されました

12月11日、鳥取県ハローワーク「オープンカンパニー in 境港」が開催され、境港総合技術高校の2年生17人にご来社いただきました。

 

この催しは、地域の求人企業が若年層の人材として期待する新規高卒予定者の地元就職を促進し、地域への定着を図ることを目的として開催され、同校の生徒たちは当社とトヨタカローラ鳥取(株)境港店の2社を見学しました。

 

当社では、アジフライカンパニーとしてアジフライに特化した経緯やその後のマーケティングなどを紹介したうえで、工場見学と試食会、そして同校OBの社員との座談会を行いました。

 

 

1時間半ほどの短い時間ではありましたが、境港における水産業・水産加工業のビジネスそして社会における役割について理解を深める機会になったとすれば嬉しく思います。

今後も地域社会振興のため、可能な限り貢献してまいりたいと思います。

 

*本催しの詳細は境港総合技術高校のHP日本海新聞をご覧ください。

『とっとり経営会議』が開催されました

11月6日(鳥取市)と18日(米子市)の両日、とっとり経営会議が開催され、当社の角谷が登壇しました。

 

 

とっとり経営会議は、企業の持続的な発展を通じた地域社会の永続を目的とし、鳥取県 THE FLAP BASEが主催、鳥取県内で事業を行う山陰合同銀行、鳥取銀行が共催、鳥取県内の信用金庫(米子信用金庫、倉吉信用金庫、鳥取信用金庫)が後援となり金融機関の枠組みを超えて行われました。

当社は経営の学びの場を創造するため、2022年からTHE FLAP BASEとともに連携してきた経緯から、この度は運営にも関わらせていただきました。

 

 

 

今後も経営者の学びの機会の提供を通じ、地域経済の発展、地域社会の永続に貢献してまいりたいと思います。

 

えびてんのしっぽとのコラボはじまりました!

すみっコぐらしの新キャラ、えびてんのしっぽとアジフライカンパニーがコラボ!

 

いつかアイドルになることを夢みる えびてんのしっぽ、いつか食べてもらえることを夢みる えびふらいのしっぽ、そして食べ残されてラッキーと思っている あじふらいのしっぽ。愛くるしいあげっコたちをを一緒にお届けするセットを9月6日から販売を開始しました。

さらに、夢にむかってがんばる えびてんのしっぽ と えびふらいのしっぽ を応援するため、特別にえびふらいとえびてんをセットにした えび推しセットを作りました!

もれなくあげっコBOXもついてきます。販売は10月14日まで。

 

「いつかあこがれのステージに立てますように…。」あじふらいのしっぽ と一緒に、KADOYAも応援しています!

祝♡ ぬいぐるみ化!

KADOYAのために特別に描き下ろしていただいた、映画版のあじふらいのしっぽが、なんとぬいぐるみに!!

 

期間中【映画版】すみっコぐらし™ あじえびなかよしセットをお買い上げの方から、あじふらいのしっぽ の てのりのぬいぐるみを抽選でプレゼント!!

 

 

ESG3-AES01

 

当選者には締め切り後、DMでお知らせします。

また、発送は10/14以降の予定となっておりますので、ご承知おきのほどよろしくお願いいたします。

平井伸治鳥取県知事への表敬訪問

2024年7月2日、ニュービジネス大賞『優秀賞』受賞のご報告を兼ね、平井伸治鳥取県知事を表敬訪問しました。

表敬訪問は、中国ニュービジネス協議会の佐々木会長および福島副会長他、特別賞を受賞された鳥取県内の4社とともに行われました。

 

当社の代表取締役である角谷から受賞の報告と共に受賞理由などを説明させていただいた際、昨年11月に日本海新聞に掲載した一面広告『知事への手紙』を実際にお渡しすることができました。一面広告の構想を練っていた段階から「いつか知事にお渡ししたい」と考えておりましたので、1年以上の歳月をかけ、やっと念願が叶いました。

 

角谷から平井知事に『アジの旬は鯵取県、と言っていただける日を夢見て』とお伝えしたところ、『 “フライ伸治”を自由に使ってください 』とおっしゃってくださいました。

 

知事・受賞企業とともに(左から二番目が代表の角谷)

 

この模様は地元民放各局(日本海テレビ山陰中央テレビ山陰放送)で取り上げられました。

 

この度の受賞理由の一つには、当社がマーケティングと研究開発、両面からアジ一匹の付加価値を創造してきたことにありました。差別化を追求してきた中で磨かれた2つの異なる特徴は、全国的に水産資源が不安定化している中、水産加工業が永続的に発展していく上で必然的な選択肢であったように思えます。

 

今後も貴重なアジの価値を最大化する事業を通じて、微力ではございますが、郷土山陰の水産業と経済の永続に寄与してまいりたいと考えております。

 

【日本海テレビ】アジ不漁の報道につきまして

2024627日(木曜日)、日本海テレビ『ニュースevery日本海』にて境港におけるアジの不漁について報道されました。

 

実際、境港では下図のように年々アジの水揚が減少しており、原料の調達は容易ではなくなっております。2023年のアジ水揚げ量は過去2番目に低い値でした。

 

 

一部のご関係者の皆様にはご心配をおかけしましたが、ニュースの中でも報じられています通り、当社ではアジを冷凍し保管することで年間を通じアジフライを安定的に製造・供給できるよう体制を整えておりますので、ご安心いただければと存じます。

 

また、さらに安定的に供給できるよう、上記の事情をご理解いただいているお客様向けの業務用アジフライに関しましては、既に原料原産地を『山陰産または九州産』とさせていただき、必要に応じて島根県産や九州産のアジを使用しております。

 

現時点では全体の3%程度に留まっておりますが、今後の水揚げ量の推移によりましては、県外産のアジの使用を拡大していかざるをえない状況となる可能性も否定できません。業務用アジフライをご利用いただいているお取引先様には、ご相談させていただくこともあろうかと存じますが、その際はご理解とご協力の程何卒よろしくお願い申し上げます。

 

また、島根県産や九州産のアジもアジフライカンパニーのアジフライとして恥じない品質であることを確認した上で購入しておりますのでご安心いただければと存じます。

 

地球温暖化をはじめ、大きく変化する環境の変化に対応しながら、皆様に安心してお召し上がりいただける美味しいアジフライを作り続けてまいりたいと考えておりますので、今後もご愛顧の程何卒よろしくお願い申し上げます。

第32回中国地域ニュービジネス大賞授賞式に出席しました

2024年6月4日、リーガロイヤルホテル広島にて第32回中国地域ニュービジネス大賞表彰式が行われ、当社は『優秀賞』を受賞いたしました。

 

表彰状授与の様子
授与後のスピーチ

 

その後、代表取締役の角谷から『アジフライカンパニーとしての競争戦略』と題し、当社が付加価値を創造していくなかで培ってきたマーケティングと研究開発について、プレゼンテーションさせていただきました。

代表取締役角谷によるプレゼンテーション

 

また受賞企業が展示するブースでは、当社の『鯵王』や『KADOYAのアジフライ』の他、テレビCMやポスターなどマーケティングツールも展示させていただき、多くの方々に当社の取り組みを知っていただくことができました。

 

角屋食品の展示ブース

 

当社はありふれた食品の一つであるアジフライを製造している会社であり、物価やエネルギー、人件費の高騰に加え、人手不足が慢性的に続くなど、年々経営環境が厳しさを増す中、戦略を考え、実行し、検証を重ね、一つ一つ他社との「違い」を積み重ねてきました。その過程において生まれ、磨かれたマーケティングや研究開発など、他の水産加工会社には見られない特徴的な取り組みを、ニュービジネス大賞の選考審査でご評価いただいたものと思います。

 

このことはAIやロボットのような新技術による事業創造と同じくらい、地道に、そして着実に他社との差別化を実践していくことが重要であると、中国地域ニュービジネス協議会もお考えであることを示していると思います。

 

この度の優秀賞受賞を通じて当社を知っていただけた方々の中に、競争戦略やその学びの重要性に気づかれた方が一人でもいらっしゃるとすれば、これほどの喜びはありません。これからもアジ一匹の付加価値を高めるとともに、郷土の発展に努めてまいりたいと考えております。