アジフライカンパニー KADOYA - 角屋食品

2024年 代表取締役 年頭挨拶

皆様におかれましては清々しい気持ちで新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

 

当社、株式会社角屋食品は2017年より“アジフライカンパニー”を謳い、アジフライに特化した事業を行ってまいりました。地元境港(さかいこう)で水揚げされるアジを中心とした新鮮な原料を使用し、手作業の多い製造工手によって美しい「開き」をつくり、人の手でパン粉付けを行うなど、近年急速に進む効率化や省人化に抗う形で最高のアジフライを目指してまいりました。

 

昨年は下記のような一連の取り組みにより、当社のアジフライに対する姿勢や思いをお客様へお伝えする努力も行ってまいりました。また当社研究開発部ではアジの熟成条件をうま味成分濃度等を指標に検証するなど、どうしたら最高のアジフライができるのか科学的アプローチによって製造工程の改善に取り組んでおります。

 

アジフライはありふれた食品であり、目新しい商品でもありません。晴れの日の食べ物でもなく、特に高価に取引されているわけでもありません。そんなアジフライに一生懸命な私たちは、「なぜですか?」という質問をしばしば受けます。

 

その際、事業承継の経緯や、当社の強み、経営観など理論的にお話しすることで納得してもらうことが多いのですが、実際はもっと感情的、根源的な何かが他にあります。言葉にしにくく、または言葉にした途端陳腐になってしまう、だけども大切な何かによって突き動かされ、またそれらが原動力となり、アジフライ製造と改善を続けています。

 

2024年も引き続きアジの全国的な不漁は続くことが予想され、今後、国内製造、国内加工のアジフライには逆風が吹き続けるものと思われますが、当社は現状に踏みとどまることなく、新しいチャレンジを進めてまいる所存です。それは自社利益を目指すものでありながら、また同時に、境港と山陰の地域社会への貢献を実現するものでなければなりません。2016年、私たちはコーポレートミッションを

 

「価値を創造し、世界を変え、郷土に貢献する」

 

と定めました。人口が54万人を割り込んだ鳥取県の社会・経済の維持は、現存の企業の継続的な発展なくしてはあり得ません。私たちは郷土の資源と人材で新しい挑戦を今後も続け、郷土に貢献したいと考えております。

 

とはいえ、私ども一社で成し遂げられることなど、微々たるものに過ぎません。どうか本年も変わらぬお引き立てと一層のご愛顧、ご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

株 式 会 社 角 屋 食 品

代表取締役 角谷直樹

 

 

【2023年の主な広報活動・メディア掲載】

  • 「中四国 Biz パーソン」記事掲載(読売新聞)
  • 「みんなに愛される“アジフライ”の 誕生秘話」講演(境港市民図書館)
  • 「アジフライに託した未来」記事掲載(朝日新聞)
  • 「アジフライの日」商標登録
  • 「新社会人激励会」参加(境港商工会議所)
  • 「リラックマ食堂 ~特別編~」 開催
  • 「地方創生プログラム ONE-J」『鯵王』紹介(TBSラジオ)
  • 「中国美食協会」視察団来社
  • 「ぐっジョブ!」 放送(山陰放送)
  • 「未利用資源活用探る」 記事掲載(日本経済新聞)
  • 「あさスタ♪」 放送(BSSラジオ)
  • 『鯵王』そこまで言って委員会NPにて紹介(読売テレビ)
  • 『鯵王』ホワイトラベル 記事掲載(読売新聞)
  • 「知事への手紙」 掲載(日本海新聞)
  • 「ゴジラ -1.0」コラボ開始
  • 「みつぼし!」 放送(日本海テレビ)
  • 「森谷佳奈のはきださNIGHT!」 放送(BSSラジオ)
  • 「映画すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」コラボ開始
  • 「なんかすごい長文ツイートみたいなアジフライ」著名Youtuberが紹介(リロ氏)