
学会誌に論文が掲載されました【関西大学共同研究】
当社は、2022年より主原料とするアジの研究を推進してまいりました。
2023年からはアジフライ加工の工程で生じる残渣(アラ)の有効活用を目指し、関西大学の細見准教授、福永教授らの研究グループとともに共同研究を実施。
その結果、アジの加工残渣中にマウスの血清中性脂肪濃度を低下させる物質が含まれていることが明らかとなりました。さらに、アジ加工残渣を加水分解して得られた画分には、血清総コレステロール濃度を低下させる作用があることが示されました。
2024年、それらの結果を連名で日本健康医学会の学会誌に投稿し、この度掲載されましたのでご報告いたします。
本研究結果はアジおよびアジ加工残渣の機能性素材原料としての利用・活用の可能性を示すだけでなく、近年益々不安定化する貴重な海洋資源の有効活用に向けた大きな一歩であると考えています。
今後も研究開発を通じ、アジの可能性の探索と海洋資源の高付加価値化に向けた取り組みを続けてまいります。
■ 論文掲載について
学会誌 : 日本健康医学会雑誌 第33巻 第4号(2024年)
URL : https://www.jstage.jst.go.jp/browse/kenkouigaku/33/0/_contents/-char/ja
<お問い合わせ> info@kadoya-tottori.jp