アジフライカンパニー KADOYA - 角屋食品

夢への大きな一歩 角屋のランチ開始! 

3月17日、角屋食品のフライと惣菜が全面的に採用された 『山陰・隠岐の島ワールド』 のランチがついにスタートしました。地元金融機関のマッチングによりワールド・ワンさんと出会い、お取引を始めさせて頂いてからおよそ半年。周囲からは実現までのスピードの速さに驚く声も聞かれますが、「角屋の製品で定食を」との思いは当社の創業者である先代社長から続くものでもありました。

ワールド・ワンさんの経営陣と彼らを支えるスタッフの人柄と企業風土に魅力を感じた当社は角屋定食実現への思いを、思い切って同社の三ノ宮の本部まで伝えにいったのを今でも鮮明に覚えています。それを聞いた経営陣の皆さんは、疑念を呈することも駆け引きすることもなく 「それおもしろいっすね!やりましょう!」 と即座に言ってくださいました。うれしくて涙が出そうになりました。それからの展開は両社のトップが主導する形でどんどん進んで参りました。

ワールド・ワンさんの粋な計らいにより、全メニューが角屋一色となったため当社の責任は重大。当日、開店前からランチ終了まで立ち合わせていただきました。開始前からこれまで味わったことのない緊張感でいっぱいでしたが、開店直後から続々とお客様がご入店くださり、フライを美味しそうに食べる様子を見て徐々に喜びが湧き上がってきました。「食品を製造し販売する」という従来の業務では体験できない貴重な経験でした。ワールド・ワンさんには心より感謝申し上げます。

当然ですが本日はスタートに過ぎず、これから毎日、おいしい食材をお客様に届けなければなりません。ゴールのないマラソンが始まりました。これからも角屋は、境港で水揚げされた魚介類にこだわり、手間隙をかけ、人工添加物を使うことなく、皆様に喜んでいただける製品を作り、三ノ宮へ運び続けます。

山陰・隠岐の島ワールドの店長が朝礼で宣言されていた「神戸から山陰への観光客を二倍にする」という目標、そして、両社の更なる夢の実現に向けて明日からまた気を引き締めて製品を造り続けて参ります。