アジフライカンパニー KADOYA - 角屋食品

【新春】あけましておめでとうございます【代表挨拶】

代表年頭挨拶

 

あけましておめでとうございます。

旧年中は、皆様に大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。

 

2016年に創業者角谷悦郎から現代表の角谷直樹に代わり、およそ2年が経ちました。その間、カタクチイワシやスルメイカなどの不漁が続き一部製品を製造中止にせざるを得ないこともありました。またHACCP義務化を前に衛生管理の強化を推進したり、少子高齢化の中将来を見据えた採用活動強化など、新たな取り組みを行って参りました。

 

当社採用専用ホームページ

 

その中でも昨年特に力を入れて参りましたのは、アジフライを主軸としたマーケティングと生産体制の再構築でした。当社アジフライは先代の時代からの主力商品の一つでしたが、だんごやハンバーグといった他の製品に比べると、成長性や安定性は群を抜いていました。私が前職を辞して故郷・境港に戻ることを決めたのも、このアジフライに可能性を感じたからに他なりません。

 

当社のアジフライは境港産の真アジに限定しており、その点では差別化を図れるものの、反面、境港での水揚げに大きく左右されます。昨年は期待していた水揚げがほとんどなく、困り果てた時期もありました。厳しい状況の中、他の魚種の中に僅かに混じった真アジを当社のために選別し、支えてくださった仲買人の方々に心から御礼申し上げます。地元の皆様の支えなくしてアジフライを製造し続けることはできず、当社は存続することはできません。苦しい時期、漁師さんと仲買人さんらに深い感謝の念を覚えるとともに、今後当社は自社アジフライのブランディングに力を入れることで恩返ししていこうと強く思いました。角屋食品のアジフライの評価は境港産の真アジの評価でもあるからです。それが当社が事業を通じて地元社会に貢献できることの一つだと思いました。

 

これらの想いから、昨年からアジフライへの集中化を進め、経営資源を投下して参りました。例えば、ロゴマークに書かれているフレーズ「鳥取の味を世界へ」を「アジフライカンパニー」に変更しました。また、アジフライを使った料理番組を制作し山陰エリアで4回にわたり放映しました。

新しくなった当社のLogo

 

 

アジフライを使った料理番組“アジフライな時間”

 

そして今年より「アジフライカンパニー」を全面に押し出した新CMを放映して参ります。アジフライにかける思いやこだわりをもっとお伝えできるよう、ホームページのリニューアルも行っています。

 

当社の新CM「アジフライカンパニー」

 

今後も地域の皆様のお力を借りながら、アジフライを中心とした事業の発展に努め、地域社会に貢献できる会社となりたいと考えております。

最後になりましたが、本年が皆様とご家族にとり、健康で実り多い年となることを祈念して、新年の挨拶といたします。

 

株式会社角屋食品

代表取締役 角谷直樹